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タ・プロームへの参道。 水牛が草を食みサギが傍らで遊ぶ。 |
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ここはまた異様なたたずまいが漂っている。 巨大な木が遺跡の中に生えている。 |
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フランスが修復する時、ここだけは遺跡を飲み込む木(榕樹:ガジュマル)を残した。 根が遺跡を抱き込み埋没させる様は圧巻。 この木が空を覆いつくし、文明から忘れ去られていく様が想像できる。 紫外線を遮り風化を遅くするために後世に伝えることが出来るという。 |
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無数に茂る小さな木は取り除きこのように巨大な木を残して明るくなっている。 |
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遺跡を飲み込む木(榕樹:ガジュマル)をさらに絞め殺してそそり立つ。 根が網のように広がって獲物を捕え、癒着して絞めていく。 これがジャングルの掟 小さな祠堂でその中に入って胸をたたくとズーンと響くのがある。 感激するほど良く響く。 |