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風の宮殿全体を花で飾っています。 この乾燥した風に吹かれすぐにしおれてしまいます。 インドで娘を嫁に出すのはとても大変なことのようです。 日本で娘が3人居たら家が潰れるという地域もありますが、事情がかなり違うようです。 インドでは結婚の時に妻が持参金を支払います。 これをダウリと呼び、高額で払い切れない場合は殺害されたり自殺に追い込まれたりする「ダウリ殺人」が年間何千件も起こっておりインドの殺人事件の2割を越えるといいます。 インドでは親同士で婚姻を決めるので結婚式で始めて顔を合わせる場合が多く恋愛結婚はほとんどありません。 そして妻の家から夫の家にダウリを支払います。 結婚後、夫や夫の兄弟達から無心が始まり払えないと暴力に進むケースが起こることがあります。 国はダウリ禁止法を施行している。 大家族が多いインドではダウリ加害者と被害者の区別も難しいと言われ、警察への告訴も無い行為となっているそうです。 「既婚女性の変死はダウリ殺人」と言われるほどで女の子を産むことが嫌われる。 そのために世界一女性の割合が少ない国となっているのが現実です。 ダウリと似た習慣の有るパキスタン・中国・バングラディッシュも女性の比率が少ない。ちなみに日本は男より女性が多く、男の苦労が多い国なのかもしれない。 |