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榎は神の宿る木と言われています。 街道筋に巨大な幹の枝や根がのたうつ樹木です。 秋には1センチ位の丸い実が成り小鳥のえさになります。 ヤドリギが好んでこの木の枝に取り付きます。 昔は榎を街道の一里塚に植えた所が多く、老木が残っています。 材は洋家具、馬鞍、土木用柄、滑車等に使い、板は欅に擬して使われます。 針葉樹と違い腐るのが早く建築材には使わない。 盆栽に使う肥料はいろいろとあります。 種類としてはまず、有機質肥料。 油粕、コップン、魚カス、鳥フンなどがあります。 これら動植物を原料としてものです。 肥料成分は薄いのです。 しかし、全成分が含まれていると考えられますから好まれています。 与えてからすぐに効果が出るのではなく、腐敗してから肥料の効果が出てきます。 ゆっくりと長く効果があるのです。 次に、無機質肥料は工業的に作ったもので化学肥料です。 効果は施してすぐに効くものから、水に溶けにくくしてゆっくりと効果が現われるようにしたものとがあります。 即効性のものは与える濃度をきちんと測ってやらないと根を傷めることがあるので注意が大切です。 その他に両者を配合したものなどや水代わりに与える液体肥料や葉から与える葉面撒布肥料などがあります。 |