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亜寒帯に生える常緑高木です。 高さ 20 〜 30 メートル,直径 1.5 メートルにもなります。 花は 6 月頃開き,秋に成熟します。 樹全体の雰囲気は柔らかく優雅と言えます。 青年の頃、冬山登山でラッセルしていると、米栂の小枝が細かく枝分かれして小さな葉を付けてその上に雪が氷付いている。 なんだか中がフックラとして暖かそうだった。 盆栽としての米栂は、成長が遅いが寒地に育つ風情のある植物です。 手入れとしては、傷口はふくらみ、整枝もなかなか言うことを聞いてくれなくて難しい。 しかし、細い枝に小さな優しい葉が可愛い。 春の新芽時は明るい緑葉が萌え出してとても綺麗です。 旅行の時、芽生えたての実生を持ちかえり20年経つが小さく細い。 幹肌にひび割れが少し出て来た。 この枝を砂に挿し木したものは、かなり成長が早く大きくなったが木肌はすべすべしている。 大きく育てて庭木にしたいと思っています。 |
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