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杜松は槙柏の全て杉葉となるもので山の下草のように生えている雑木(ざつぼく)です。 葉は硬く針状で手入れをする時に手に刺さって痛い。 幹が直上するものと、這いまわるものと、、中間形状があります。 材木は丈夫で金槌の柄にすれば三代持つと言われるし、荷車を作ったと言われます。 太りが遅く檜のように量産できない。 実は槙柏と同じく湿果で、杉・檜のような干果ではありません。 |
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若木の皮を剥ぎ、ジンやシャリを作ることがあるようですが、材木は20年経って白身から心材に変わり水を運ぶ役割から樹木を支える役割に変わります。 この心材に変わる時、材中にタンニンなどの防腐効果や強度の有るセメントが詰まっていくのです。 心材になったものでないと、ジンやシャリの寿命が短く10年もしないうちに朽ち果ててしまいます。 この木は小さくても古い天然のシャリを持ち、表層の白身が腐り心材が現れつつあります。 |