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子猫マッピーのホリディー♪ うば玉

輸入後45年経ったうば玉
うば玉 烏羽玉
カラスの羽と言う名前のサボテンです。

サボテンとは、南北アメリカ大陸およびその周辺の島が原産のサボテン科(カクタス)に属しています。
自生地は森林・草原・高山と生態の異なる種類が広がっています。

うば玉は北米の草陰に産し何十年たっても木部が無く地面に半分埋もれた状態です。
棘は無く、水を控えた冬季は特にマシュマロのようなふわふわした感じになります。
上には大きくなりませんが分枝したように沢山の成長点を持った群生株になります。
アルカロイドを含み、これを食べると幻覚を見ると言われ原住民の祭礼に使われたと言います。

日本での栽培は容易なほうです。
成長は遅いのですが、放置しておいても育ちピンクの花を咲かせます。
うば玉は根が大きく体積で地上部よりも2倍位あります。
丈を高くしようと少しずつ根を出して植えても地上部が縮んでしまいます。
原産地で生き延びるために獲得した性質は簡単には変えられないほど強いのでしょう。
それ程過酷な自然の中で生きてきたのです。

種を播いて40年経ったうば玉
砂漠で生え、それを輸入後45年経ったうば玉も種を播いて40年経ったうば玉も高さは変わらないのです。
その間下手な管理もしましたが、枯れること無く成長を続けています。
うば玉は成長点と根の先が成長しますが、地上部と地下部の境目あたりでその細胞が消えていくように思えます。
その境界当たりに枯葉のように皮が剥がれてきますが、めくり取ると中の艶の有る身は新鮮そのもので時代を感じさせず若い茎そのものなのです。
翻って、うば玉のDNAには怪物化しないで容貌を保ち得る不老不死の遺伝子が有るものと思われる。

大柄タイプのうば玉
烏羽玉は比較的子吹きし易いです。
年月を経ると次第に株立ちになってきます。
綿毛はふさふさし刺は種から芽生えた時にわずかに出る程度です。
やわ肌は豊かに盛り上がって魅力的です。
花は桃色でアレオーレ(刺座・綿毛の生える所)一つに一つの花が咲きます。

大柄タイプのうば玉
烏羽玉は薄いピンクから濃いピンクの小さな花で、年中咲かせます。

大柄タイプのうば玉
烏羽玉は薄いピンクから濃いピンクの小さな花で、花が終わって忘れた頃にピンクの実を持ち上げてきます。

早速、使用してみました。
今まではスリッカーを使用していましたので、ピロコームもスリッカーと同じように使ってしまい(うっかり説明書の事を忘れてしまいました)、ワンもちょっとビックリ! でも、説明書通りに使用して みると、ワンもおとなしくなりました。

たくさんの抜け毛をしっかり取ってくれるし、ピロコームについた抜け毛の処理も簡単なので、助かります。
日本では本州から九州まで、平野部の雑木林から、低山の日当たりの良いところに生える山柿です。
実物ボンサイとしては代表的な種類なので誰でもが知っていると思われるので、あえて栽培方法を説明する必要はないでしょう。
しかし、過去にはこんな樹形作りがあったのです。
それは根を幹として見立ててボンサイ作りされたということです。
このような樹は近ごろトンと見掛けません。
この作りは根伏せから仕立てるため、ご存じの通りカキの根は黒い色をしており、完成樹になると黒幹の樹に実を付けたさまは、通常のヤマガキとは一風変わった野趣の風情があり、別種のような鑑賞価値があります。
したがって、明治や大正時代には変わった作りとして、持てはやされたそうです。
現代のヤマガキボンサイ樹形を否定するわけでは毛頭ありませんが、このような過去の技術を消し去ってしまうのは大変おしいと思いますので、復活させたく紹介したいと思います。
是非とも作って欲しいと願います。
全国的に自生している盆樹ですし、ボンサイ園や園芸店などでも入手は簡単です。
使用する部分は根ですから、地上部より根に曲線を持っているものが最上の条件です。
根伏せに使用する根の太さは、小指から親指ぐらいまでが発芽しやすいので、そのぐらいの根を採取します。
根伏せの方法は根の採取適期と保存方法 はじめは山野から採取するか、すでにボンサイに仕立て中の根を、植え替えの際に一部を切り取って根伏せの素材とします。
しかし、根伏せ用の根の採取時期は、晩秋から初冬にかけてが適期なので、カキの植え替え時期では発根率が悪いことを承知していて下さい(中国産の老爺柿・常磐柿なども同じ方法で根伏せができるー上記の種類は細根でも発芽するが、園芸的に改良された柿の品種類の根は、発芽しにくいので原種にかぎる)。

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